WELFARE SERVICE
障がい福祉サービス事業

フェローKIDS 放課後等デイサービス事業所

フェローKIDSでは

より集中してITの職能スキルを高めながら社会性も学んでいきます。 フェローLaboやフェローIntechで育てた可能性を更に広げ、伸ばせるよう一人ひとりに合わせたカリキュラムや学習内容を提示しています。 将来が近い子ども達に自分の好きな事を更に発展させ、好きな事を強みに変えるお手伝いをしています。

Case 01.PCが好き、中学生になったらKIDSで勉強してみたい!

年齢高校一年生(15歳)
障がい特性発達遅延 自閉症

元々小学生の頃からLaboに通っており、中学進学を機にKIDSへ移行しました。
こだわりが強く、場所も雰囲気もがらりと変わる為周囲は心配していましたが、本人の強い意志により利用を開始。本人のたゆまぬ努力の結果、今では10分でタイピング1,000文字を打ったり、イラストレーターで上手に動物の絵を模写するなどメキメキ実力を伸ばしています。タイピングでは周囲から一目置かれている存在です。

Case 02.人が好き!アイドルが好き!PCも好き!

年齢中学三年生(14歳)
障がい特性peters anomaly I型

片目が不自由な為、来た当初は画面のどの部分を見ていいか分からず、違う場所をクリックしてしまったり、選択場所が分かりませんでした。毎日通う事で、少しずつ着実にクリック操作やExcel/Wordなどの基本操作を覚え、今では自分でグラフも上手に作ります!また、シールを貼ったパソコンでしっかりタイピング練習を行う事で小さい手ながらホームポジションで打てています。休憩中は大好きなアイドル動画を見て、自作のダンスをPC前で披露。スタッフが一緒に歌うと少し怒られます(笑)

Case 03.大きい声は苦手、人と接するのは苦手。静かな場所で過ごしたい。

年齢高校二年生(16歳)
障がい特性自閉症

音楽作成や動画作成、イラスト作成など様々な事に興味があります。ただ、人との関りはちょっと苦手。人は好きだけど、大きな声を出す子や叱られそうな場面を見るのは、自分も叱られた気になる為、限られた人との関わりしか持てていませんでした。
KIDSの中で沢山のスタッフや児童と出会い、自分が得意な場面、苦手な場面に遭遇してきました。そのたびに親御さんやスタッフと一緒に考え、今では、同じ課題の児童に学習を教えてあげたり、自分が苦手な場面では自ら対処方法を取れるようになりました。

フェローKIDSで得られること。

Point 01.自発性 ー Spontaneously ー

フェローKIDSでは、日直制度を取り入れています。来所児童が毎回違う為、当日にクジを引いてもらいその日の日直を決めます。日直に当たった児童は始まりの会/終わりの会の司会、お菓子の準備など役割があり、時間を意識して動く事や他の児童の為になる事を自然と習慣化できるようにしています。みんなの前で話すのが苦手な児童もスタッフがサポートする事で少しずつ出来る事が増えていっています。

始まりの会・終わりの会

始まりの会では、挨拶の練習、十二徳の唱和、今日頑張る事をみんなの前で発表します。 終わりの会では、今日の感想、みんなでありがとうを伝え合い一日が終了します。

みんなの前で発表

発語が苦手な児童や人見知りの児童など色々な児童が通ってくれていますが、本人に合わせたサポートをする事で一緒に取り組んでくれています。

Point 02.社会性 ー Sociality ー

フェローKIDSでは、ITスキルだけでなく社会性を養えるよう土曜、長期休暇の長時間の利用の際は、掃除の時間を取り入れたり、スケジュールを細かく分ける事で時間を意識できるようにしています。
また、利用児童の殆どが高校生の為、年に一度親御さんと本人の意思確認の場として保護者面談の機会を設けています。

掃除

来所児童からKIDSの部屋や廊下、トイレ掃除を行ってもらっています。普段自分たちが使う場所を自分たちで綺麗にしてもらう事で物を大事にしてもらう事を伝えています。

保護者面談

高学年が多い事業所の為、進路の話や事業所での様子を年に一回親御さんに来所してもらってお話しています。 事業所で学習している内容や子ども達の作品を直接みてもらえる大切な機会です。